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MGC (トイガンメーカー) : ミニ英和和英辞書
MGC (トイガンメーカー)[かー]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
カー : [かー]
 【名詞】 1. car 2. (n) car

MGC (トイガンメーカー) : ウィキペディア日本語版
MGC (トイガンメーカー)[かー]

MGC () は、かつて存在した埼玉県の遊戯銃(トイガン)メーカー。海外製玩具銃の輸入・加工販売からはじまり、1962年には独自開発による国産初〔1960年には米国から輸入されたヒューブレー製やマテル製の玩具銃が販売され始めたが、国産の本格的なモデルガンを製造したのは、MGCが最初とされている。また、この時期に国際ガンクラブもモーゼルC96の中国製コピー品から採寸したモデルガン(1978年まで「ハドソン旧モーゼル」として販売継続された)を発売しており、国産初のモデルガンは同品との説(月刊Gun2007年4月号記事)もある。〕のモデルガンであるワルサーVPを発売した。現在一般に用いられている「モデルガン」という言葉はMGC創業者による造語であり、トイガン黎明期から続く同社の歴史は日本独自のモデルガン文化の軌跡とほぼ重なっている。
== 特徴 ==
MGCの製品は開発担当者だった小林太三のデザインによるものが多数を占め、初期の製品ではスライドアクション(通称タニオアクション)と呼ばれるモデルガン独自の作動機構を開発し、国内でロケが行われた007映画で使用されるなど人気を博し、装填・排莢・発火が楽しめる製品を主力商品としていた。
その後も、流行を押さえたモデルアップや、外観の特徴を上手く再現した製品を多数発表したが、なかでも紙火薬を用いたデトネーター式ブローバックモデルガンを最初に開発した関係から確実な作動性で知られ、「箱出しで遊べるのはMGC製品だけ」という認識の時代が長く続いた(実際には紙火薬によるブローバックは不安定で、ほとんどのモデルで作動不良が頻繁に起こり安定作動は難しく、自分で工夫する事が当然で、それも楽しみであった)。旺盛な開発・販売力によりモデルガン史に残る数々の名作を製造・販売しており、米国の輸入業者からの依頼による海外向け製品は国外でも高い評価を得た。
作動性や安全対策を理由に実銃の内部構造の再現にはこだわらず、実銃よりも若干小さめのサイズとしたり、独自のアレンジを施して表現する傾向が強く、実物に忠実な製品を作る傾向にあったCMCとの比較において、「MGC派」と「CMC派」といった顧客層の色分けが存在した時期もあった〔ただし、例外的ながらMGCの亜鉛合金製ルガーP08とモーゼルM96の2製品は、実物のサイズ・構造を忠実に再現していた。〕。また、日本映画における小道具としてMGCのモデルガンが多く使用されたため、協力会社として同社の名がエンドロールに登場する映画も数多くある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「MGC (トイガンメーカー)」の詳細全文を読む




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